牽引療法

圧迫やゆがみによる痛みの改善治療法

牽引療法のタイプと効果

軟部組織のストレッチ、関節表面の離解、骨の断片を離解させることを目的として、脊柱の長軸に沿って引っ張って伸ばします。

牽引のタイプは3種類

1.静的な牽引

軟部組織の弛緩が目的となります。数分から数時間施されます。

2.間欠的な機械的牽引

機械的な装置により、数分から1時間半を単位として牽引と弛緩が交互に行われます。軟部組織の損傷や、関節フィクセーション、神経根の圧迫、椎間板の変性疾患、急性・慢性の椎間板ヘルニアの治療に有効です。

3.手動による牽引

手での操作による牽引です。牽引の力をさまざまに変化させることができるのが特徴です。患者の状態や、脊椎の部位、ドクターの力によって決定されます。

効果は6つです

  1. 吸引は2つの椎骨を引っ張ることで減圧し、椎間板に求心力が作用します。
  2. 伸延は、関節表面を離解させます。
  3. 靭帯(前・後縦靭帯)を緊張させることで、椎間板に対してさらに求心力が生じます。
  4. 筋肉の弛緩がおき、筋電図での活動度が減少します。
  5. 椎間孔が拡張します。
  6. 脊柱弯曲が伸ばされます。