干渉波療法

疼痛緩和などを目的とした改善治療法

2つの中周波を用いた電気療法

2種類の中周波(1000~10000Hz)を用いて、その2種類が交差することで生じた干渉波による電気刺激を行なう療法です。

最大のメリットは、不快感を減らして深部組織の治療を行なえる点です(低周波に比べて皮膚抵抗を大幅に減らすことができるためです)。また、熱を出さないので、金属製の移植組織の上にも使えます。

使用する目的は?

目的は、神経組織の刺激です。生み出される干渉周波数によって、神経を特異的に刺激することができます。交感神経は0~5Hz、副交感神経は10~150Hz、運動神経は10~50Hz、知覚神経は90~110Hzといったように、各タイプの神経には最大の反応が生じる最適の周波数があります。

効果について

効果は4つあります。

1.鎮痛

90~100Hzの範囲における治療が推奨されています。治療時間15分程度で、効果は最大40分持続します。筋収縮はしないので、筋挫傷などの急性期にも使用できます。

2.筋収縮

10~50Hzの範囲における治療で、最大の筋収縮を行なえます。萎縮した筋肉の再訓練、等に用いられます。30~45分の使用で、効果は何時間か持続します(個人差あり)。

3.挫傷や腫脹の軽減

副交感神経を刺激できる10~150Hzの範囲での治療により、その部位への血流が増加します。急性症状にも慢性症状にも適応です。

4.癒合の促進

骨折後の癒合が促進されます。偽関節のリスクを減らすことができます。

禁忌

血栓症、ペースメーカーを装着している人、心臓の症状、細菌感染や悪性疾患、等には禁忌です。