寒冷療法

古くからおこなわれてきた改善治療法

冷気を用いた療法

寒冷療法とは、冷気を用いた療法です。筋骨格系疼痛、水腫、スパズム、炎症に対して非常に効果的です。損傷後24~48時間に用いた場合、特に効果的です。目的は、受傷直後の鎮痛と、内出血や浮腫を抑えることです。損傷部位を広めないことで、二次的な損傷を防ぐことができます。

効果は主に4つで、下記以外にも、痙性の軽減、手の運動機能の低下、などの効果もあるようです。

  1. 知覚麻痺
  2. 鎮痛
  3. 水腫の軽減
  4. 筋スパズムの軽減

方法

アイスパックやアイスマッサージを用います。アイスパックには様々なタイプがありますが、簡単なのは氷をビニール袋に入れ使用するタイプです。また、保冷剤を使用しても大丈夫です。これらを患部に当てて冷やします。アイスマッサージは、損傷した筋や活性トリガーポイントに氷を直接当て、ゆっくりこすります。乾いたタオルで水気を取りながら行ないます。注意点としては、低体温になるのを防ぐため、患部以外は暖かく保つことです。そして、知覚麻痺の4段階を経て、一般的には15~20分間程度、無感覚状態になるまで冷やします。途中でやめたり、30分以上の冷やしすぎは、血管拡張作用が働き出すので逆効果となります。ご注意ください。

アイスパックのコツ

ビニール袋に氷と水を入れます。氷は冷凍庫で作ったキューブを平らに敷き詰めて、そこに水を入れます。そのとき、塩をひとつまみ入れると、より冷えます。

保冷剤を使うときのコツ

市販の保冷剤を直接皮膚に当てるより、濡らしたタオルで巻いてから使うと良いです。密着性が高まり、より冷えます。